Job Arranger for Zabbixのご利用ありがとうございます。
お問い合わせの件についてご回答致します。
1台のJob Manager端末から、検証用と本番用の環境に接続する手順は以下のとおりとなります。
1.ODBCの設定
Job Manager端末上において、検証用と本番用のデータベースへのODBC接続の設定を各々行います。
(windowsのコントロールパネルより設定します)
2.jobarg_manager.confファイルの編集
1で作成した検証用と本番用のデータソースからJob Manager端末へのアクセスを認識するために、
jobarg_manager.confファイルを編集します。
例)
検証用としてdebugDB、本番用としてreleaseDBというデータソース名でODBC設定をしたとします。
この場合、confファイルの設定は以下のようになります。
<JobconDBInfo>
<DBInfo>
<JobconName>JOBCON-01</JobconName>
<DBUser>test01</DBUser>
<DBPassword>test01</DBPassword>
<DBSource>debugDB</DBSource>
<DBType>0</DBType>
<HealthCheckFlag>1</HealthCheckFlag>
<HealthCheckInterval>5</HealthCheckInterval>
</DBInfo>
<JobconName>JOBCON-02</JobconName>
<DBUser>test01</DBUser>
<DBPassword>test01</DBPassword>
<DBSource>releaseDB</DBSource>
<DBType>0</DBType>
<HealthCheckFlag>1</HealthCheckFlag>
<HealthCheckInterval>5</HealthCheckInterval>
</DBInfo>
</JobconDBInfo>
JobconName 接続先を識別するための名称
DBUser 接続先DBのユーザ名
DBPassword 接続先DBのパスワード
DBSource ODBC設定のデータソース名
DBType 接続先DBがMysqlの場合「0」、PostgreSQLの場合「1」を設定
HealthCheckFlag 接続先DBがMySQLの場合に設定(設定自体は必須)
HealthCheckInterval 接続先DBがMySQLの場合に設定(設定自体は必須)
3.Job Manager起動
Job Managerを起動すると、ログイン画面が表示されます。
この時、ジョブコントローラ名のコンボボックスには、2で設定したJobconNameが表示されるので、
接続先をここで選択します。
以上の手順で、1台のJob Manager端末から複数環境への接続が可能となります。
Job Arrangerインストールガイドの4章「実行環境のセットアップ」の「4.4 ジョブマネージャ」に
詳しいご説明がございます。
以上、よろしくお願いいたします。