マニュアル

ver 4.0.0,4.1.0⇒5.x.x,6.0.0

バージョン4.0.0もしくは4.1.0から5.0.0、5.0.1、5.1.0、6.0.0へのアップグレード手順です。(どの組み合わせも同手順ですが、6へは5からを推奨します)
※JobArranger5.x(以下5.0.0,5.0.1,5.1.0を5.xで記します)はZabbix5.0以上が前提となります。同様にJobArranger6.xはZabbix6.0以上が前提となります。Zabbixを前提のバージョンにアップグレードしてから下記手順を行います。
JobArrangerのdatabaseデータはJobArranger4.xで作成されたものがZabbix5.x環境に引き継がれている前提です。
※下記サービスの停止、起動、自動起動のON/OFFについてはCentOS7/RHEL7の設定コマンドを使用しています。
※JobArranger5.0.1のrpmはRedhatおよびCentOSのversion7,8対応のみです。他は5.0.0版をご利用ください。 ※JobArranger5.1.0はrpm、msi等一式揃いですが、Agentのみの5.1アップグレードも可能です。(JobArrangerServerは4.1以降)

Job Server:RPM

1. サービスの停止を行います。

  # systemctl stop jobarg-server

2. Job Monitor(オプション)を使用している場合は以下のサービスも停止します。

  # systemctl stop jobarg-monitor

3. データベースと設定ファイル(jobarg_server.conf)のバックアップを行います。

4. 現行バージョンのJob Serverをアンインストールします。

  # rpm -e jobarranger-server-<DB>

5. 新バージョンのJob Serverをインストールします。

  # rpm -ivh jobarranger-server-<DB>-5.x.x-*.<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm

6. バックアップした設定ファイルから、設定してあった内容を初期のjobarg_server.confファイルに記載しますします。パラメータについては「jobarg_server.confの設定」を参照ください。
 ※5.xのconfファイルでは初期設定値の変更やコメント文の改訂があります。バックアップしたファイルをそのまま置き換えますとそれら情報が引き継がれませんので、バックアップからの置換でなく転記で更新することを推奨します。

7. JobArrangerのデータベースの情報の更新は今回は不要です。

8. 自動起動をONにします。

  # systemctl enable jobarg-server
  # systemctl enable jobarg-monitor

※アップグレード後のsystemctlコマンド実行時 ”Unit jobarg-agentd.service could not be found.” が発生する場合があります。その時は以下を実行してください。

  # systemctl daemon-reload 

9. jobarg-server(jobarg-monitorがある場合それも)を起動させます。

  # systemctl start jobarg-server
  # systemctl start jobarg-monitor

Job Agent:Linux

1. サービスの停止を行います。

  # systemctl stop jobarg-agentd

2. 設定ファイル(jobarg_agentd.conf)をバックアップします。

3. 現行バージョンのJob Agentをアンインストールします。

  # rpm -e jobarranger-agentd

4. 新バージョンのJob Agentをインストールします。

  # cd <rpmをダウンロードしたディレクトリ>
  # rpm -ivh jobarranger-agentd-5.x.x<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm

5. インストールされた設定ファイルに、バックアップした設定ファイルより設定値を転記します。

6. 自動起動をONにします。

  # systemctl enable jobarg-agentd

7. jobarg-agentdを起動させます。

  # systemctl start jobarg-agentd

Job Agent:Windows

1. 設定ファイルをバックアップします。

  C:\Program Files\Job Arranger\Job Arranger Agent\conf\jobarg_agentd.conf

2. アンインストール手順によりサービスの停止と旧バージョンのJob Agentをアンインストールします。

3. インストール手順により新バージョンのJob Agentをインストールします。

4. インストールされた設定ファイルに、バックアップした設定ファイルより設定値を転記します。

5. サービスの開始を行います。
   「スタート」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」
   サービス一覧から[Job Arranger Agent]を開始

Job Manager:Windows

1. 設定ファイルをバックアップします。

  C:\Program Files\Job Arranger\Job Arranger Manager\conf\jobarg_manager.conf

2. アンインストール手順により旧バージョンのJob Managerをアンインストールします。

3. インストール手順により新バージョンのJob Managerをインストールします。

4. インストールされた設定ファイルにバックアップした設定を転記します。
  ※JobArranger5.xより、jobarg_manager.confは以下の設定が追加されています。バックアップしたファイルで上書きする場合は、この行を追加して下さい。

  <ZabbixUrl>http://127.0.0.1/zabbix</ZabbixUrl>

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