マニュアル

ver 2.1.0⇒3.2.0,3.4.0

バージョン2.1.0から3.2.0へのアップグレード手順です。

※3.4.0へのアップグレードの手順は3.2.0と同じです。ファイル名、ディレクトリ名は3.2.0を3.4.0に読み替えて下さい。但し、databaseのupgradeについては2.1.0-3.2.0のものを3.4.0でもご利用ください。
またwindows版のJobAgent、JobManagerについては3.4.0よりインストールディレクトリが変更されています(該当箇所に記載有)。
※下記サービスの停止、起動、自動起動のON/OFFのCentOS7/RHEL7以降の設定はインストールマニュアルを参照ください。

Job Server:RPM

1. サービスの停止を行います。

  # /etc/init.d/jobarg-server stop

2. Job Monitor(オプション)を使用している場合は以下のサービスも停止します。

  # /etc/init.d/jobarg-monitor stop

3. データベースと設定ファイル(jobarg_server.conf)のバックアップを行います。

4. 現行バージョンのJob Serverをアンインストールします。

  # rpm -e jobarranger-server-<DB>

5. Job ServerとJob Agentが同一サーバにインストールされている場合、Job Agentもアンインストールします。

  # rpm -e jobarranger-agentd

6. 新バージョンのJob Serverをインストールします。(3.4.0の場合は3.2.0部分を置換)

  # rpm -ivh jobarranger-server-<DB>-3.2.0-*.<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm

7. バックアップした設定ファイルにパラメータ「JaZabbixMessageFile」を追記し、インストールされた設定ファイルと置き換えます。パラメータについては「jobarg_server.confの設定」をご参照ください。

8. データベースの情報を更新します。
 【注意事項】
 バージョン1.4.2より古いバージョンからアップグレードする場合、更新用sqlを順次に実行する必要があります。

  XXXX_UPGRADE_TABLE-<OLD VERSION>-<NEW VERSION>.sql

●MySQL (3.4.0の場合はjobarranger-server-mysql-3.2.0部分のみ置換)

  # cd /usr/share/doc/jobarranger-server-mysql-3.2.0/database/upgrade/2.1.0-3.2.0/mysql
  # mysql -u DBユーザ -pパスワード zabbixデータベース名 < MySQL_JA_UPGRADE_TABLE-2.1.0-3.2.0.sql

●PostgreSQL (3.4.0の場合はjobarranger-server-postgresql-3.2.0部分のみ置換)

  #  cd /usr/share/doc/jobarranger-server-postgresql-3.2.0/database/upgrade/2.1.0-3.2.0/PostgreSQL
  # psql -U DBユーザ zabbixデータベース名 < PostgreSQL_JA_UPGRADE_TABLE-2.1.0-3.2.0.sql"

9. 自動起動をOFFにします。

  # chkconfig jobarg-server off
  # chkconfig jobarg-monitor off
   もしくは
  # chkconfig jobarg-all off

※jobarg-allはjobarg-serverとjobarg-monitorを一緒に操作するコマンドです。
 但しCentOS7/RHEL7以降の設定では廃止されています。

10. 自動起動をONにします。

  # chkconfig jobarg-server on
  # chkconfig jobarg-monitor on
   もしくは
  # chkconfig jobarg-all on

11. jobarg-server(jobarg-monitorがある場合それも)を起動させます。

  # /etc/init.d/jobarg-server start
  # /etc/init.d/jobarg-monitor start
   もしくは
  # /etc/init.d/jobarg-all start

Job Agent:Linux

1. サービスの停止を行います。

  # /etc/init.d/jobarg-agentd stop

2. 設定ファイル(jobarg_agentd.conf)をバックアップします。

3. 現行バージョンのJob Agentをアンインストールします。

  # rpm -e jobarranger-agentd

4. 新バージョンのJob Agentをインストールします。(3.4.0の場合は3.2.0部分を置換)

  # cd <rpmをダウンロードしたディレクトリ>
  # rpm -ivh jobarranger-agentd-3.2.0<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm

5. インストールされた設定ファイルをバックアップした設定ファイルで置き換えます。

6. jobarg-agentdを起動させます。

  # /etc/init.d/jobarg-agentd start

Job Agent:Windows

1. 設定ファイルをバックアップします。

  C:\Program Files\FitechForce\Job Arranger Agent\conf\jobarg_agentd.conf

2. アンインストール手順によりサービスの停止と旧バージョンのJob Agentをアンインストールします。

3. インストール手順により新バージョンのJob Agentをインストールします。

4. インストールされた設定ファイルをバックアップした設定ファイルで置き換えます。
  ※バージョン3.4.0より、インストールディレクトリが変わりました。設定ファイルは以下になります。

  C:\Program Files\Job Arranger\Job Arranger Agent\conf\jobarg_agentd.conf

5. サービスの開始を行います。
   「スタート」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」
   サービス一覧から[Job Arranger Agent]を開始

Job Manager:Windows

1. 設定ファイルをバックアップします。

  C:\Program Files\FitechForce\Job Arranger Manager\conf\jobarg_manager.conf

2. アンインストール手順により旧バージョンのJob Managerをアンインストールします。

3. インストール手順により新バージョンのJob Managerをインストールします。

4. インストールされた設定ファイルをバックアップした設定ファイルで置き換えます。
  ※バージョン3.4.0より、インストールディレクトリが変わりました。設定ファイルは以下になります。

  C:\Program Files\Job Arranger\Job Arranger Agent\conf\jobarg_manager.conf

Job Server:ソースコード

1. サービスの停止を行います。

  # /etc/init.d/jobarg-server stop

2. Job Monitor(オプション)を使用している場合は以下のサービスも停止します。

  # /etc/init.d/jobarg-monitor stop

3. データベースと設定ファイル(jobarg_server.conf)のバックアップを行います。

4. 実行オブジェクト(jobarg_server)を新バージョンと置き換えます。

5. バックアップした設定ファイルにパラメータ「JaZabbixMessageFile」を追記し、インストールされた設定ファイルと置き換えます。パラメータについては「jobarg_server.confの設定」をご参照ください。

6. データベースの情報を更新します。

●MySQL (3.4.0の場合はjobarranger-server-mysql-3.2.0部分のみ置換)

  # cd /usr/local/src/jobarranger-server-mysql-3.2.0/database/upgrade/2.1.0-3.2.0/mysql
  # mysql -u DBユーザ -pパスワード zabbixデータベース名 < MySQL_JA_UPGRADE_TABLE-2.1.0-3.2.0.sql

●PostgreSQL (3.4.0の場合はjobarranger-server-postgresql-3.2.0部分のみ置換)

  # cd /usr/local/src/jobarranger-server-postgresql-3.2.0/database/upgrade/2.1.0-3.2.0/PostgreSQL
  # psql -U DBユーザ zabbixデータベース名 < PostgreSQL_JA_UPGRADE_TABLE-2.1.0-3.2.0.sql

7. 自動起動をOFFにします。

  # chkconfig jobarg-server off
  # chkconfig jobarg-monitor off
   もしくは
  # chkconfig jobarg-all off

※jobarg-allはjobarg-serverとjobarg-monitorを一緒に操作するコマンドです。
  但しCentOS7/RHEL7以降の設定では廃止されています。

 8. 自動起動をONにします。

  # chkconfig jobarg-server on
  # chkconfig jobarg-monitor on
   もしくは
  # chkconfig jobarg-all on

9. jobarg-server(jobarg-monitorがある場合それも)を起動させます。

  # /etc/init.d/jobarg-server start
  # /etc/init.d/jobarg-monitor start
   もしくは
  # /etc/init.d/jobarg-all start

Job Agent:Linux

1. サービスの停止を行います。

  # /etc/init.d/jobarg-agentd stop

2. 設定ファイル(jobarg_agentd.conf)をバックアップします。

3. 実行オブジェクト(jobarg_agentd)を新バージョンと置き換えます。

4. jobarg-agentdを起動させます。

  # /etc/init.d/jobarg-agentd start

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