jobarg_releaseコマンド
保留されたアイコンの保留解除を行う機能を実現するコマンドは「jobarg_release」です。Job Arrangerのインストール時にはJob Serverの「/usr/bin または/usr/local/bin」配下に配置されます。
Job Server以外で利用したい場合はコマンドを目的のノードにコピーし、利用してください。
コマンドインターフェース
# jobarg_release [-hV] -z <hostname or IP > [-p <port>] -U <username> -P <password> -j <jobid>[-t [<YYYYMMDD>|<YYYYMMDDHHMM>] ] [-r <registry number >]
※コマンドが正常終了した場合、保留を解除したアイコンが所属するジョブネットの管理IDを標準エラー出力に出力します。
また、該当するジョブIDが複数存在する場合、すべてのアイコンを保留解除します。その際に未保留のアイコンが含まれているとエラーとなり保留解除を行いません。
オプション一覧
オプション名 | 説明 |
---|---|
-z <hostname or IP> | Job ServerのIPアドレスかホスト名を指定 |
-p <port> | Job Serverのポート番号を指定 省略可能 デフォルトのポート番号は10061 |
-U <username> | Job Serverにログインするユーザ名を指定 |
-P <password> | ユーザのパスワードを指定 |
-j <jobid> | 保留解除の対象となるアイコンのジョブIDを指定 該当ジョブIDが見つからない場合、または対象アイコンが保留されていない場合はエラー ジョブIDは以下の形式で指定 「ジョブネットID/保留解除対象ジョブID」 ※サブジョブネットが複数階層に至る場合、スラッシュ(/)で続けて記述する事が可能 例:「ジョブネットID/ジョブネットアイコンのジョブID/サブジョブネットの保留解除対象ジョブID」 |
-t [<YYYYMMDD>|<YYYYMMDDHHMM>] | 保留解除の対象となるアイコンが所属するジョブネットの起動日時を指定 起動日時は以下の形式で指定 YYYYMMDD(HHMM) ※時分(HHMM)を省略した場合は日単位の指定となります。 |
-r <registry number> | 保留解除の対象となるアイコンが所属するジョブネットの管理IDを指定 ※本オプション指定時には「-t」が無視されます。 |
-h | コマンドヘルプ |
-V | バージョン情報 |
戻り値一覧
ステータス | 戻り値 |
---|---|
保留解除成功 | 0(標準出力に保留解除したジョブネットの管理IDを表示) |
保留解除失敗 | 255(標準エラー出力にエラー理由を表示) |