マニュアル
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- Version 2.1-3.0
- 1.install
- 1.server
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- Job Agent(Linux版):自動起動の設定
- Job Agent(Windows版):自動起動の設定
- Job Agent:ソースコードからインストール
- Job Agent(AIX版):jobarg_agentd.confの設定
- Job Agent(HP-UX版):jobarg_agentd.confの設定
- Job Agent(Linux版):jobarg_agentd.confの設定
- Job Agent(Windows版):jobarg_agentd.confの設定
- Job Agent:インストール(AIX)
- Job Agent:インストール(HP-UX)
- Job Agent:インストール(Windows)
- Job Agent:インストール
- Job Agent:システム要件
- Job Agent(AIX版):アンインストール
- Job Agent(HP-UX版):アンインストール
- Job Agent(Windows版):アンインストール
- Job Agent(Linux版):アンインストール
- 3.manager
- 2.operation
- Job Manager画面構成
- Job Managerの起動・ログイン
- ユーザ毎の動作モード
- Job Arranger for Zabbixのオブジェクト相関関係
- オブジェクト管理画面
- オブジェクト操作
- カレンダーの新規作成
- 日単位での稼働日・非稼働日の登録
- カレンダー削除
- ファイル読込による稼働日の一括登録
- 年単位での条件指定による登録
- ジョブネット新規作成
- ジョブネット削除
- ジョブネット編集
- ジョブネット:保留実行
- ジョブネット:即時実行
- ジョブネット:テスト実行
- ジョブフローの作成
- 変数アイコン
- 起動時刻の登録
- スケジュール新規作成
- スケジュール削除
- ジョブネットの登録
- ジョブネット開始予定変更
- 実行ジョブ管理画面操作
- 実行ジョブ管理画面
- 実行ジョブの詳細管理
- 実行結果のファイル出力
- ジョブの実行結果表示
- エクスポート/インポートの操作
- Job Serverの認証方式
- jobarg_execコマンド
- jobarg_getコマンド
- jobarg_joblogputコマンド
- jobarg_releaseコマンド
- フィルターの新規作成
- フィルター削除
- フィルター
- システム設定
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- 1.install
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- jobarg_releaseコマンド
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- Version 1.3
- install
- operation
- reference
- アップグレード情報
- その他情報
7.通知設定
jasender.shの設定
Job Arrangerでジョブの異常終了や警告等の通知メッセージが発生した際、Job ServerがZabbix_senderを実行して指定のZabbixホストへ通知を行います。
バージョン2.1.0からJob Manager一般設定のZabbix通知設定の登録により、Job ServerがZabbixにメッセージを通知する機能が加わりました。以前より有りました「jasender.sh」を使用せずともZabbixにメッセージを通知できますが、jasender.shの通知機能も合わせて利用可能です。
2種類のZabbix通知の概要
2つのZabbix通知の違い
通知種類 | 通知の宛先となるホスト |
---|---|
一般設定のZabbix通知 | メッセージ通知先Zabbixホスト(通常はZabbixサーバのホスト) ※オペレーションマニュアル>一般設定>Zabbix通知設定 参照。 |
jasender.shの通知 | ジョブアイコン、ファイル転送アイコン等で設定したホスト(メッセージの発生ホスト)、ホスト設定の無いアイコンについては環境変数のHOST |
Zabbix通知フロー
実行コマンド(jasender.sh)
「jasender.sh」は初期インストール時に/etc/jobarranger/alert/jasender.sh(RPM使用時)に配置されます。シェル内部で変数定義をしていますので、各環境に合わせて設定します。
jasender.shはZabbix機能の一部である「zabbix_sender」コマンドを使用しますので、同コマンドを事前に配置しておきます。またZabbixに通知用のItemsも作成します。
シンタックス
"#./jasender.sh [ユーザID] [ジョブネットID] [現在時刻] [メッセージID] [重要度] [メッセージ本文] [ホスト名] [ジョブID] [ジョブネット管理ID]※1"
※引数はJob Serverが自動で設定します。
Zabbixに送信されるメッセージ
"[現在時刻] [重要度(INFO/CRIT/ERROR/WORN)] [メッセージID] メッセージ本文 (USER NAME=ユーザID HOST=ジョブ実行ホストID JOBNET=ジョブネットID JOB=ジョブネットID/ジョブID INNER_JOBNET_MAIN_ID=ジョブネット管理ID)※1"
※1 ジョブネット管理IDはJobArrangerのVer3.4より追加。
jasender.sh 引数一覧
引数名 | 説明 |
---|---|
ユーザID | 通知メッセージが発生したジョブネットの作成ユーザID |
ジョブネットID | 通知メッセージが発生したジョブネットID |
現在時刻 | コマンド実行時の現在時刻(YYYY/MM/DD HH:MM:SS) |
メッセージID | メッセージID※ |
重要度 | メッセージの重要度 0 - INFO 1 - CRIT 2 - ERROR 3 – WARN |
メッセージ本文 | メッセージIDに対応するメッセージ本文 |
ホスト名 | 通知メッセージが発生したアイコンに設定されたホスト名 zabbix_senderに渡す宛先のホスト名 ※ジョブアイコン、ファイル転送/待合せアイコン、リブートアイコンのエラー時にのみ値が入ります。その他ホスト設定の無いアイコンのエラー時はこのホスト名は空になります。この場合は宛先ホスト名はjasender.sh 内の環境変数HOSTが使われます。 |
ジョブID | エラーが発生したジョブID |
ジョブネット管理ID | 通知メッセージが発生したジョブネット管理ID ※これはジョブネット実行単位の連番です。(ジョブネットIDは別々に実行されても同じID) ※JobArrangerのVer3.4より追加。 |
※メッセージID毎にログレベル(重要度)、Zabbixへの通知対象か否かは下記ファイル内で設定
/etc/jobarranger/locale/logmessage_64BIT.txt
(logmessage_32BIT.txtは32ビットマシンで使用)
jasender.sh内の環境変数
パラメータ | 説明 |
---|---|
ZABBIX_SERVER | ZabbixサーバのIPアドレスを設定 |
ZABBIX_PORT | Zabbixサーバのポート番号を設定 |
ZABBIX_SENDER | zabbix_senderが格納されているパスを設定 |
KEY | ※下記一般設定のZabbix通知アイテムキーと別途設定します。 オペレーションマニュアル>一般設定>Zabbix通知設定>アイテムキー |
HOST | Zabbixサーバのホスト名を設定 ※jasender.sh 引数でホスト名が無い場合にこのホスト名が使用されますので、ホスト設定の無いアイコンのエラーを一律Zabbixサーバのホストに通知する設定となります。 |
※JobArrangerのVer3.4よりjasender.sh実行時の引数やZabbix通知内容はログ(/tmp/jasendersh.log)に出力されます。
Zabbix側受信Item設定
一般設定のZabbix通知用にはZabbixサーバのホストにアイテムを設定します。jasender.sh の通知の場合には全てのJob Agentのホストにアイテムを設定します。
※Itemsの登録方法についてはZabbixのマニュアルをご参照下さい。
Zabbix Itemsパラメータ一覧数
パラメータ | 説明 |
---|---|
名前 | 任意の名前を設定 |
タイプ | 「Zabbixトラッパー」を設定 |
キー | 2つの種類に応じて設定 ・一般設定のZabbix通知:同Zabbix通知設定のアイテムキー ・jasender.shの通知:jasender.sh内のKEY |
データ型 | 「テキスト」を設定 |
トリガーの表示ホストについて
jasender.sh の通知ではメッセージ発生のJob Agentのホストに対して通知されますので、これがトリガーの表示ホストとなり表示上の認識が容易です。
一般設定のZabbix通知ではZabbixサーバのホストに通知されますので、トリガーの表示ホストは同じです。アイテム値に対象のホスト名がありますので、ホスト毎にトリガーを分け、其々で名前にホスト名を入れる等の工夫で表示上の識別ができます。(Zabbix通知フロー下部参照)