5.Configuration(monitor)
jobarg_monitor.confの設定
ジョブネットの投入監視を行うJob Monitorを使用する場合には以下の設定ファイルを編集します。
なお、Job Monitorはオプション機能です。Job Monitorが未実行でもJob Serverの動作には影響ありません。
/etc/jobarranger/jobarg_monitor.confを環境に合わせて設定をします。
「Include」の設定を行うことで、jobarg_server.confで設定しているパラメータをjobarg_monitor.confで使用することができます。必要に応じて、パラメータの追加や上書きを行ってください。
jobarg_monitor.conf パラメータ一覧
パラメータ | 必須 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|
Include | × | /etc/jobarranger/ jobarg_server.conf | jobarg_server.confを指定 これにより、jobarg_server.confの情報を取り込み、jobarg_monitor.confでも使用可能 ※注意点:Serverの4.Configuration、Includeの説明参照 |
DBHost | × | Localhost ※コメントアウト | データベースがlocalhost以外の場合、コメントを外しデータベースが稼働するホスト名を設定 |
DBName | ○ | 使用するデータベース名を設定 | |
DBSchema | × | 設定不要 | |
DBUser | ○ | 使用するデータベース接続ユーザ名を設定 | |
DBPassword | × | 使用するデータベース接続ユーザのパスワードを設定 | |
DBSocket | × | /tmp/mysql.sock ※コメントアウト | MySQLの接続にソケットを使用する場合、コメントを外し設定 |
DBPort | × | 3306 ※コメントアウト | データベースポートを設定 (ローカルソケットの場合データベースポートは使用されません。) |
DebugLevel | × | 3 | デバックの出力レベルを設定 0 - 出力なし 1 - クリティカル情報 2 - エラー情報 3 - 警告 4 - デバッグ情報(大量の情報が出力されます。) |
LogFileSize | × | 1 10 (version 5.0以降) | ログファイルの最大サイズ(MB単位)を設定 0 - 自動ログローテーション無効 範囲[0-1024] |
LogType | × | file | ログファイルの出力タイプ(version 5.0.1より追加) file - JaLogFileに設定した.logファイルへ出力 system - syslogファイルへ出力 (Dockerではconsole指定で標準出力可) |
JaLogFile | × | /var/run/jobarranger/ jobarg_monitor.log | Job Monitorのログファイルの保管場所/ファイル名を設定 (未設定時はsyslog出力) |
JaPidFile | × | /var/run/jobarranger/ jobarg_monitor.pid | Job MonitorのPidファイルの保管場所/ファイル名を設定 (version5.0以降は初期値も/tmpではなく/var/run/jobarranger以下) |
JaLoadShiftTime | × | 0 単位:分 | ジョブネットの事前展開時間について、監視される時間の分単位の時間シフトを指定できます。 |
JaRunShiftTime | × | 0 単位:分 | ジョブネットの予定実行時間に対して、監視される時間の分単位の時間シフトを指定してください。 |
JaMonitorInterval | × | 60 ※コメントアウト 単位:秒 | Job Monitorの監視間隔を指定 この値を60以下の値にすると、同じ検知メッセージを複数出力 範囲[1-60] |
JaSenderScript | × | /etc/jobarranger/monitor/ jasender_monitor.sh | 検知したエラーをZabbixに通知するZabbix通知シェル(jasender_monitor.sh)の保管場所/ファイル名を設定 (本パラメータが省略されている場合はZabbixに検知メッセージを通知しません。) |
JaExecutionUser | × | Zabbix ※コメントアウト | Job Serverを実行するUNIXユーザを指定 |