2.ユーザー毎の動作モード
ログインするユーザータイプにより、Job Managerの動作モードが変わります。また、ユーザはユーザーグループと呼ばれる同じセキュリティ権限を持つユーザの集合体に1つ以上所属します。この所属グループによって操作可能なオブジェクトも変わります。
※オブジェクトとは、カレンダー、ジョブネット、スケジュールといった操作対象となる項目を指します。ユーザータイプと動作モードの関係性は以下の通りです。なお、ユーザータイプはZabbix側で設定されている権限制約であり、それをもとにJob Arrangerの動作モードを決定しています。
ユーザータイプ | 動作モード | 説明 | |
---|---|---|---|
一般 | 運用モード | 対象オブジェクト |
自分自身を含む、同じユーザーグループに所属するユーザーが作成したオブジェクト ※但し、公開ジョブネットについては未所属のユーザーグループであっても実行が可能です。 |
可能な操作 | 有効オブジェクトのジョブ実行 | ||
不可能な操作 | すべてのオブジェクトの作成/編集 インポート/エクスポート ロック管理 | ||
管理者 | 開発モード | 対象オブジェクト | 自分自身を含む、同じユーザグループに所属するユーザが作成したオブジェクト ※但し、未所属のユーザグループ・ユーザが作成した公開オブジェクトは参照と実行のみ可能です。 |
可能な操作 | 全ての機能 | ||
不可能な操作 | なし | ||
特権管理者 | 開発モード | 対象オブジェクト | 全てのオブジェクト |
可能な操作 | 全ての機能 | ||
不可能な操作 | なし |