マニュアル

1.外部I/F機能

Job Arrangerは外部I/F機能として、以下の4つの機能があります。
  1. 外部からジョブネットを起動できる「jobarg_exec」
  2. 起動させたジョブネットのステータスを取得できる「jobarg_get」
  3. ジョブの実行結果を取得できる「jobarg_joblogput」
  4. 保留されたアイコンの保留状態を解除する「jobarg_release」
外部I/F機能はコマンド形式で提供され、Linux版のみ提供されています。
適切な引数を設定してコマンドを実行することにより、ジョブネットを即時実行させることや、ジョブネットのステータスを取得することができます。
このコマンドをシェルでラッピングしてZabbixのアクション機能から呼び出すことにより、特定の障害を検知した場合に事前登録しておいたジョブの実行や実行状況の確認をするといったZabbixとJob Arrangerの連携や、その他の応用が可能となります。
また、Job Arranger Serverでは外部I/Fコマンドを受信する際に認証を行っています。
認証は以下の通りで行います。
  • ジョブネットの有効性チェック 指定したジョブネットが「有効」に設定されているかをチェックします。
  • ユーザ権限チェック 指定したユーザが有効であり、起動対象のジョブネットに対して実行権限を持っているかをチェックします。
  • パスワードチェック ユーザに対して設定されているパスワードをチェックします。

Job Arranger マニュアル