外部I/F機能

Job Arrangerでは、JOBNETの実行、状態確認等を外部から実行できるようにコマンドを提供しています。
また、Zabbix Sender、ログファイル等を利用して、Zabbixの各Itemへデータを送信する事ができます。
Zabbixでは、Action、外部チェック、ユーザーパラメータ、Item(リモートコマンド)から外部コマンドを実行する事ができますが、Zabbixは、監視目的なので、時間のかかるコマンドを実行するとTimeoutが発生します。
Zabbixから、Job Arrangerコマンド経由で、JOBNETを起動する事により、時間のかかるコマンドを実行し結果をItemに格納する事ができます。

下記に示す用途に使用できます。
  • AWS Cli, VMwareなど情報収集および実行に時間のかかるコマンドをZabbixと連動して実行
  • Zabbixで障害検知時に、情報の自動収集およびリカバリコマンドの実行(複数サーバーで同時、順次実行)
  • Zabbix Web画面から任意のタイミングで、JOBNETを実行

運用Script等から、JOBNETを制御するため、下記機能をJob Arrangerコマンドとして提供しています。
  • 外部からJOBNETを起動
    コマンドは、JOBNETの起動登録が終了した時点で終了します
    終了状態は、Exit Codeで、登録Noは、標準出力にて戻します
    ※JOBNET動作に必要なパラメータは、環境変数で指定してデータの引き渡しが可能です
    ※JOBNETの起動時間について、即時起動、時間指定起動が可能です
  • 起動させたジョブネットのステータスを取得
    登録Noを指定することで、ジョブネットの状態を取得可能です
  • ジョブの実行結果を取得
  • 保留されたアイコンの保留状態を解除