サーバー Active-Standby機能

Version 6.0.5 , 6.1.5 以降から追加したパラメータ(ServerID)により、ServerのIPの変更をAgentへ通知できるようになりました。
従来は、冗長化するためには、クラスタソフトウェア等を利用して、VIP経由にて送受信する案内していましたが、この機能により、VIP無しでJob Arranger Serverの系切り替えを実施してもServer-Agent間の送受信を維持できるようになります。

Active-Standbyの切り替えに対応できるようになりましたので、Server2台冗長構成での切り替え、EC2のようにサーバ再起動によるサーバのIP変更などのケースに対応できます。
※この機能で、Database Serverの冗長化は、できません。
Job Arranger Server自体は、Fail Over機能を保有していませんので、切り替えは、手動、または、他ソフトウェアでの切り替えとなります。

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ServerIDパラメータが同じ場合、Job Arranger Agentは、冗長構成のJob Arranger Serverと認識します。
Job Arranger Server起動時に、Job Arranger AgentにActive ServerのIPを通知します。 ※冗長構成でない複数のJob Arranger ServerとJob Arranger Agentを接続する際には、ServerIDの値をユニークにすることで、異なるサーバグループとして認識します。