ver 6.1.0⇒7.0.0
バージョン6.1.0から7.0.0へのアップグレード手順です。Job Arranger Server
1. サービスの停止を行います。
# systemctl stop jobarg-server
2. Job Monitor(オプション)を使用している場合は以下のサービスも停止します。
# systemctl stop jobarg-monitor
3. データベースと設定ファイル(/etc/jobarranger/jobarg_server.conf)のバックアップを行います。
4. 現行バージョンのJob Serverをアンインストールします。
# rpm -e jobarranger-server-5. 新バージョンのJob Serverをインストールします。
# rpm -ivh jobarranger-server--7.0.x-*.<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm
6. バックアップした設定ファイルから、設定してあった内容を初期のjobarg_server.confファイルに記載しますします。パラメータについては 「jobarg_server.confの設定」 を参照ください。
7. データベースの情報を更新します.
MySQL
# cd /usr/share/doc/jobarranger-server-mysql/database/upgrade/6.1.0-7.0.0/mysql/ # mysql -u DBユーザ -pパスワード zabbixデータベース名 < MySQL_JA_UPGRADE_TABLE-7.0.0.sql
PostgreSQL
# cd /usr/share/doc/jobarranger-server-mysql/database/upgrade/6.1.0-7.0.0/PostgreSQL/ # psql -U DBユーザ zabbixデータベース名 < PostgreSQL_JA_UPGRADE_TABLE-7.0.0.sql
8. 自動起動をONにします。
# systemctl enable jobarg-server # systemctl enable jobarg-monitor※アップグレード後のsystemctlコマンド実行時 ”Unit jobarg-agentd.service could not be found.” が発生する場合があります。その時は以下を実行してください。
# systemctl daemon-reload
9. jobarg-server(jobarg-monitorがある場合それも)を起動させます。
# systemctl start jobarg-server # systemctl start jobarg-monitor
Job Arranger Agent(Linux)
1. サービスの停止を行います。
# systemctl stop jobarg-agentd
2. 設定ファイル(/etc/jobarranger/jobarg_agentd.conf)とincludeしているファイルをバックアップします。
3. 現行バージョンのJob Agentをアンインストールします。
# rpm -e jobarranger-agentd
4. 新バージョンのJob Agentをインストールします。
# cd rpmをダウンロードしたディレクトリ # rpm -ivh jobarranger-agentd-7.0.x-*.<各OS名>.<アーキテクチャ>.rpm
5. インストールされた設定ファイルに、バックアップした設定ファイルより設定値を転記します。パラメータについては 「jobarg_agentd.confの設定」 を参照ください。
6. 自動起動をONにします。
# systemctl enable jobarg-agentd
7. jobarg-agentdを起動させます。
# systemctl start jobarg-agentd
Job Arranger Agent(Windows)
1. 設定ファイルをバックアップします。
C:\Program Files\Job Arranger\Job Arranger Agent\conf\ 下を全てバックアップします。
2. アンインストール手順によりサービスの停止と旧バージョンのJob Agentをアンインストールします。
3. インストール手順により新バージョンのJob Agentをインストールします。
4. インストールされた設定ファイルに、バックアップした設定ファイルより設定値を転記します。パラメータについては 「jobarg_agentd.confの設定」 を参照ください。
5. サービスの開始を行います。
「スタート」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」
サービス一覧から[Job Arranger Agent]を開始
Job Arranger Manager
1. 設定ファイル(/etc/jobarranger/web/jam.config.php)のバックアップを行います。
2. アンインストール手順により旧バージョンのJob Managerをアンインストールします。
3. インストール手順により新バージョンのJob Managerをインストールします。
4. バックアップした設定をインストールされた設定ファイルに適用し、セットアップ手順に従って Zabbix Web インターフェースで Jaz モジュールを設定します。
※JobArranger 7.x 以降、Job Manager のログインが削除されました。Zabbix インターフェースからログインし、メニューオプションを選択することで Job Manager にアクセスできるようになりました。