Vesion7.2 2.Job Arranger Server監視 [Job Arranger マニュアル] Install JobArrangerMonitoring

2.Job Arranger Server監視設定

Job Arranger Serverを監視する設定です。
設定しなくても、Job Arrangerは、動作します。
※Jobnetの起動遅延を監視するJob Arranger Monitoreは、廃止となりました。代わりにZabbixから直接監視する方法となりました。 Zabbix AgentのUserParameterを利用したカスタム監視となります。 Job Arranger ServerのCPU,Memory使用率、Job Arranger Serverが停止ししている時のJobnetローディング、起動遅延などを監視します。
公開しているテンプレートは、サンプルになりますので、必要に応じて変更してください。
特にCPU使用率、Memory量は、Jobnetの実行状況により変わります。
  1. Job Arranger ServerをインストールしたOSのZabbix AgentのConfigurationファイルにUserParametersを追加します。
  2. Zabbix AgentのConfigurationに下記を追加してください。
  • MySQL
UserParameter=jamonitor[*],/usr/local/bin/jobarranger/jobargmonitor_mysql -dbhost=$1 -dbport=$2 -dbname=$3 -dbuser=$4 -dbpassword=$5 -loadshift=$6 -runshift=$7
				
  • MariaDB
  • UserParameter=jamonitor[*],/usr/local/bin/jobarranger/jobargmonitor_maria -dbhost=$1 -dbport=$2 -dbname=$3 -dbuser=$4 -dbpassword=$5 -loadshift=$6 -runshift=$7
    				
  • PostgreSQL
  • UserParameter=jamonitor[*],/usr/local/bin/jobarranger/jobargmonitor_psql -dbhost=$1 -dbport=$2 -dbname=$3 -dbuser=$4 -dbpassword=$5 -loadshift=$6 -runshift=$7
    				
  • Job Arranger ServerをインストールしたOSのZabbix Agentを再起動します。
  • 下記のコマンドを実行します。
    # systemctl restart zabbix-agent
    			
  • Job Arranger Serverをインストールしたホストにリンクします。
  • [データ収集]-[ホスト]をクリックすると下記のホスト一覧が表示されます。
    Zabbixホスト一覧 Job Arranger Serverをインストールしたホストをクリックすると下記ホスト設定画面が表示されます。 Zabbixホスト設定 テンプレートにある選択ボックスをクリックします。 Zabbixホスト一覧 テンプレートに選択画面が表示されますので、インポートしたテンプレートをリンクして更新します。
    テンプレートが表示されない場合は、インポートされてませんので、先にインポートしてください。 正しくリンクが完了すると下記のようにテンプレートが追加されたことが確認できます。 Zabbixホスト一覧
  • ホストのマクロを更新します。
  • Job Arrangerの使用するDatabaseへの接続情報をホストのマクロに設定します。
    ホスト設定画面のマクロタブを選択します
    [継承したマクロとホストマクロ]を選択しますと下記のように表示されます。
    {$JA_で始まるマクロがJob Arrangerのテンプレートに含まれているマクロになります。
    この設定値を御利用の環境に合わせて、変更します。
    Zabbixホスト一覧 設定するマクロ一覧は、下記になります。
    マクロ名 初期値(省略時) 説明
    JA_DBHOST 127.0.0.1 Job Arrangerが使用するDatabaseのホスト名または、IPを指定します。
    JA_DBNAME jobarranger Job Arrangerが使用するDatabaseのDatabase名を指定します。
    JA_DBPASSWORD Job Arrangerが使用するDatabaseへ接続するユーザのパスワードを指定します。
    JA_DBPORT Job Arrangerが使用するDatabaseへ接続するポート番号を指定します。
    JA_DBUSER Job Arrangerが使用するDatabaseへ接続するユーザ名を指定します。
    JA_LOAD_SHIFT_TIME 0 Jobnetのローディング完了のチェック時間を指定します。
    チェック時間は、下記の式で算出します
    Jobnet実行予定時間 - (予定ジョブネット事前展開開始時間(min) - JA_LOAD_SHIFT_TIME(min) - 1)*60sec
    JA_RUN_SHIFT_TIME 0 Jobnet実行予定時間の何分前からチェックを開始するかを指定します。
    チェック開始時刻
    Jobnet実行予定時間 - RunShiftTime(分)
    チェック終了時刻
    Jobnet実行予定時間 + 1分

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